皆様初めまして。こちらの掲示板には初めて投稿させて頂きますONGYと申す者です。
私は最近、SFC版とGBC版のDQ3で戦闘中のダメージ計算を調べました。
具体的に何を調べたかと言いますと、変動率の部分の詳細な構造です。
攻撃力と守備力2つの変数を変えていき、試行数512回中のダメージ値の度数分布をとると、連続した整数にならない場合があると判りました。「出現しないダメージ値」というものが明らかに存在するらしく、またその値は度数分布表内で周期的に現れました。このことから、乱数をかませて値を振動させる段階で離散的な扱いがなされているのではないかと予測し、まず「ダメージ量子」のようなものの算出式を仮定しました。そこから得られたデータ群を全て満足するような乱数の範囲を推定して以下の式を導出しています。
[x]:xの整数部分
<x、y>:xとyを含む、xからyまでの全ての整数の中から無作為に選ばれた1つの整数
A=攻撃力、D=[守備力/2]、E=A−D、取り得る全てのダメージ値=d、とします。
●GBC版3のダメージ計算式(2行目は見易く変形)
d=[E×(100+<0、52>/256)]
=[E/2×(1+<−28、24>/128)]
●SFC版3のダメージ計算式(2行目は見易く変形)
d=[E×(99+<0、54>/256)]
=[E/2×(1+<−29、25>/128)]
実際のソースは恐らく乱数処理のバランスを考慮に入れたものになっていると思います。ですからこの式は、仮に正しかったとしても等価モデル以上のものではないと考えております。
ダメージ計算式については私自身、大分調べたつもりなのですが、恥ずかしながら明確な形のものを見つけることが出来ませんでした。そこで及ばずながら自分でも調べてみたわけです。
初投稿の分際での長文乱文、大変失礼致しました。皆様の厳しいご意見ご指摘を頂けたら幸いと存じます。