バラモス戦・攻略法など
基本的に自分で取ったデータのみを公開します。

0、なぜこんなレベルでバラモスが倒せるのか?

理由はいくつかありますが、「バラモスの特性を研究したため」と片付けましょうか?(笑)
普通にプレイし、何も知らずに戦うとバラモスはかなりの強敵です。
では、何でそんなに苦戦するのでしょうか?これにも理由がいくつかあり、
・激しい炎、イオナズン等の全体攻撃が強い
・打撃攻撃が強い
・メダパニ、バシルーラが効いてしまうとパーティが壊滅する
・1ターンに2度行動することができる
毎ターンHPが100前後自然回復している
…ってバラモスの特性全部ですね(笑)これじゃぁ苦戦するわけです。
それではどうするか?ということが問題になってきます。

まずイオナズン、バシルーラ、メダパニですがこれは低確率(約25%)ながらマホトーン
(魔封じの杖)が効くので何とか抑えられます。マホトーンが効かないとかなり厳しい戦いです。
低レベルではまず勝ち目が無いと思っていいでしょう。

それから打撃攻撃。これは普通にプレイしていてもスクルト、スカラを使うことが多いと思います。
バラモスは凍てつく波動を使ってこないので、死んだり
装備を変更したりしなければずっとその
効果が続きます。先頭開始直後(1ターン目)の打撃が一番怖いですね。

激しい炎はドラゴンシールドで軽減することができます。
通常では80?〜100ダメージを受けてしまいますが、ドラゴンシールドを装備していれば
ダメージは60〜75に軽減できます。これはHPの低い低レベル攻略においてはかなり重要です。

そして、一番厄介なのが毎ターン100前後の自然回復でしょう。
この事実を知らずにバラモスと戦い苦戦したプレーヤーがどれだけいることか…(私もその一人(^^;)
ええ、結論を言いますと「
2人の通常の攻撃でこの自然回復を打ち破るのは無理」です。
ルカニを使うのは当然ですが、それでも回復を考えると1ターン100を超えるダメージを低レベルの
2人で与えることはまず不可能です。
そこで、今回はバイキルト(最低習得レベル21、打撃によって与えるダメージが2倍)を使います。

DQ3のダメージ公式は
攻撃力÷2−守備力÷4±αであり、レベル1の勇者の攻撃力は
約15(初期値)+82(稲妻の剣)+(3×16)(力の種による補正)+15(豪傑の腕輪)=
約160
バラモスの守備力はルカニで0にできますから、バイキルト後のダメージは
              (160÷2−0÷4)×2=160
となり、勇者が攻撃し続けられればバラモスの自然回復を打ち破れることになります。

どうですか?これで何となく倒せる気になりません?(笑)
実際にはこんなに簡単に話は進みませんがしっかりと戦略を立てていけば
実際にレベル1,1のコンビでもバラモスを倒せるのです。

1.バラモス戦に必要なもの

(1)ベホイミ、バイキルト、スクルト(スカラ)、ピオリム
   ・この攻略では絶対必要です。
(2)マヌーサ、マホトーン(魔封じの杖)
   ・マヌーサは無くても勝てますが使いましょう。魔封じの杖は勇者に持たせます。
(3)ルカニ、草薙の剣
   ・どちらか片方は必要ですが普通はルカニがあれば十分です。
(4)ドラゴンシールド
   ・炎を軽減するのに欠かせません。
    勇者はないと炎一撃で死ぬこともありますし、戦士にも装備させないと回復が追いつきません。
(5)祈りの指輪
   ・戦士のMPはまず持たないので、祈りの指輪が必要となってきます。
    イシスで1個、バラモス城で1個、後はエルフの里で買えます(2500G)
(6)魔法の鎧、魔法の盾
   ・バラモス1ターン目のイオンズンを防ぐために使います。
    これがあるのとないのとではダメージが大違い。
(7)稲妻の剣、魔人の斧
   ・特に稲妻の剣は攻撃の要です。
(8)オルテガの兜、不幸の兜
   ・兜です。守備力はできるだけ上げましょう。
(9)身かわしの服(刃の鎧、大地の鎧)
   ・身かわしの服は気休めです。刃の鎧と大地の鎧でもいいです。
(10)星振る腕輪、豪傑の腕輪
   ・装飾品です。重要性は高いです。
(11)薬草
   ・なめてはいけません。勇者はホイミが使えないのです。
(12)眠りの杖
   ・戦術によっては使わなくても良いです。

   一番大切なのは運と根性と経験です。(ぉ)

 

2.バラモスの基本行動

バラモスは魔法を封じるまでは
イオナズン→打撃攻撃→激しい炎→打撃攻撃→メラゾーマ→メダパニ→イオナズン→バシルーラ→
イオナズン→…(以下同じ)
というローテーションで攻撃してきます。
また、1回攻撃の時と2回攻撃のことがあって確率はだいたい半々といったところです。

魔法を封じる(魔封じの杖、マホトーンが効く確率は25%程度?)と
打撃攻撃→激しい炎→打撃攻撃→バシルーラ(意味無し)→
打撃攻撃→…(以下同じ)
というローテーションで攻撃してきます。

この攻略では魔法を封じて戦います。

3.パーティ(というよりコンビ)の育て方

ゲームを開始したら
「よく昔のことを思い返しますか?」という質問まではずっと「いいえ」を、
その質問からはずっと「はい」を選択します。
こうすることによって森とじいさん(仮)のイベントが起きるので岩をがんばって40個運んで
ください(所要時間約15分)。すると性格が「タフガイ」になります。
また、ベッドから起きると勇者のステータスが確認できます。性格を「タフガイ」にすると、
最大HP(以下MHP)が37〜40の間でランダムに決定されます。
この攻略を行うにあたってはここで
MHPが40あることが重要です。
バラモス戦ではHPがギリギリの戦いになるので、MHP1の差がかなり影響してきます。
よって、ここ(
ゲームスタート)までに約1時間(運がよければ15分)かかるわけですね。

勇者の相棒は最初僧侶を選択します。性別は女の方が有利です。
性格はやはり「タフガイ」にしましょう。でないとかなり厳しいです。
僧侶時代は特に育て方にこだわらなくても良いです。
ただし、レベルアップ時に素早さ、賢さがあまり上昇しなかった時はリセットした方が良いです。
つまり、セーブしないでレベルアップは避けたほうが良い結果が出ます。

勇者レベル1と僧侶だけでは途中のボス敵に苦戦するのでは?という不安があるのももっともですが、
カンダタに関しては防御を固めればほぼ勝てますし、やまたのおろちとボストロールに関しては
般若の面を有効利用することによって何とか勝つことができます。
この辺は
ゲームの流れを参照してください。
ただし、僧侶のレベルを21以上に上げてはいけません(レベルアップ回数を最低限に抑えるため)

ちなみに当然ですが勇者はレベルアップできません。
代わりに命の木の実、力の種、ラックの種を全て勇者に投与します。
この時、木の実は上昇値5、種は上昇値3が出るまでリセットしてください。
ちなみに命の木の実(バラモス戦までに10個)、力の種(同16個)は取り逃し厳禁です。

僧侶は賢者にしてからが本番です。
レベルアップする毎に体力がたくさん上がるまでがんばりましょう。
レベル20まではMHPは気にしなくてもよいです。とにかく体力を。
余裕があれば素早さ、賢さにも気を使いたいですがおそらく無理でしょう(笑)
一応、目安みたいなものをあげておきます。詳しくは
極限攻略研究会さんの
データ集、「ステータス値の上限」を参考にしてください。

レベル 体力 レベル 体力 レベル 体力
56 11 77 16 102
60 12 82 17 107
64 13 87 18 112
68 14 92 19 117
10 73 15 97 20 122

レベル20になったらスタミナの種を4つ使い(絶対ではない)体力を12上げましょう。
ちなみにスタミナの種は絶対ではありません。私は使うの忘れても勝てました(^^;
あ、賢さの種もここ(レベル20時)で使っちゃいましょう。

あ、何で体力にこだわるか言うの忘れていました。
それは、SFC版DQ3には「MHP=レベルアップ終了時の体力×2±β」という感じの
MHP算出式があるからです。もちろん命の木の実を使った場合は別ですが。
要は、MHPを上げるためです。賢者レベル21の時点でMHP260あれば大丈夫です。
体力は122+3×4(スタミナの種の個数)=134ぐらいあるので楽勝ですね。
(私はスタミナの種の使用を忘れたのでMHPは256でした(^^;)
もちろん、レベル21にアップするときはMHPに注意すればいいです。
MHPが高いに越したことはありません。が、
「レベル21になってバイキルトを習得できなければリセット」
を忘れないようにしてください。

晴れてバイキルトを覚えたら戦士に転職します。
持っている素早さの種と不思議の木の実を全部投与しましょう。

これでキャラの育て方に関しては終わりです。

4.いざ、バラモスに挑戦!

とりあえず私がバラモスに挑戦した時のステータスなどを公開します。

  Lv MHP MMP  素早さ   運
戦士 128  52 22 110(55) 62 20 0(35)
勇者  90   5 63  38(8) 20  3 16

持ち物
戦士…E魔人の斧 E魔法の鎧 E魔法の盾 E不幸の兜 E星振る腕輪
    ドラゴンシールド 眠りの杖 身かわしの服 世界樹の葉 祈りの指輪×3
勇者…E稲妻の剣 E魔法の鎧 E魔法の盾 Eオルテガの兜 E疾風のバンダナ
    ドラゴンシールド 眠りの杖 身かわしの服 魔封じの杖 豪傑の腕輪 薬草×2

*勇者は守備力が上がるように疾風のバンダナを装備させました。
*2ターン目以降は豪傑の腕輪に装備しなおします。


戦略
基本的に死なないことを第一に考えます。
1ターン目は2人とも眠りの杖を使うか勇者は魔封じの杖。
眠りの杖が聞く確率は約25%。
1ターン目に2回行動され、しかも勇者に攻撃が来るとだいたい死ぬ。
そうなったら諦めるしかないです(^^;
1ターン目に上手くバラモスを眠らせられようがられまいが2ターン目には装備を全部
取りかえます。次のメラゾーマまでに魔法を封じられなければ負けたも同然なので。

バラモスが眠らなかったらとにかく僧侶は回復、勇者は眠りの杖。
初めから眠りの杖を使わないという作戦でも十分戦えますが、1ターン目だけは戦士は
ラリホーをかけた方がいい結果が出やすい気がします。
どのみち運が必要な戦いなので最低1ターン目に25%を引くぐらいの意気込みで。
上手く魔法を封じられたら、あとは勇者はひたすら防御、僧侶は回復の隙を見て
マヌーサ→スクルト→ピオリム→スクルト→スクルト→ピオリム→スクルト…
というような感じで補助魔法をかけていきます。この辺は臨機応変に。
ピオリムは2回、スクルトは身かわしの服装備で8回、刃の鎧と大地の鎧装備で6回
かければ十分です。それ以上はほとんど意味がありません。

あと、戦士は余裕を持って祈りの指輪を使いましょう。
2回行動を連続でやられると回復で手一杯になるのでMP切れは致命傷です。
ピオリムの多重がけ、バラモスが眠っているなどの状況なら勇者の薬草も使えますが…

上の補助呪文をかけ終わったら今度はルカニ(50%?)、バイキルト(勇者)をかけます。
あくまで回復重視ですがこの辺りまできたら打撃攻撃で受けるダメージも最高30程度
になっているはずなのでそう簡単には死にませんが。
余裕がありそうなら戦士にもバイキルトをかけておきましょう。

さて、MPも回復させて準備がととのったら攻撃開始です。
ここからは勇者は攻撃の手を休めてはいけません。バラモスには自然回復があるからです。
MHP90という勇者は、「炎+打撃」をまとめて食らうと死ぬことがあります。
これはもうレベル1の限界(正確に言えばそうでもないが他のステータスアップ手段を使うと
あまりに攻略が簡単になるので却下)だと思って諦めてください。

回復が安定し、戦士のMPにも余裕があればもちろん戦士も攻撃に参加して良いです。
バラモスが1回攻撃を続けている時やバシルーラを唱える隙を逃さないよう。

この戦法だと単純計算で1ターンにダメージ約60を蓄積させることができます。
よって、途中でアクシデントがなければそのうちバラモスを倒せるはずです。
バラモスのMHPは約2500です。がんばってください。
だいたい勝率は2%と言ったところでしょうか?
バラモス前まで到達できる確率を考えれば転職未使用低レベル攻略よりは楽だと思います。

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